楽天・島内が顔面付近に死球 担架で搬出後にサヨナラ勝ち

 10回、犠飛を放ってサヨナラ勝ちし、ナインと喜ぶウィーラー(左)
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 「楽天5-4西武」(16日、楽天生命パーク宮城)

 楽天の島内宏明外野手が延長十回裏に西武・マーティンから右顔面に死球を受けて担架で搬出された。投げたマーティンは危険球で退場処分となった。

 4-4で迎えた十回無死一、二塁。打席の島内はバントを試みようとしていたが、マーティンの投球がヘルメットの右側の耳当て付近から顔面に当たった。島内はその場に倒れ込み、平石監督やコーチ陣らがかけつけた。その後、担架が持ち込まれ、島内は固定された状態でグラウンドから運び出された。

 試合はその後無死満塁となり、退場処分のマーティンに代わった小川からウィーラーが犠飛を放ち、サヨナラ勝ちした。

 平石監督は試合後「まともに当たった感じではなかったので。本人も大丈夫です、と。大事を取って代えました」と話した。

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