巨人・丸 古巣・カープに“決別”宣言 新天地でのV奪回へ全力を注ぐ

 巨人は28日、広島に移動後、マツダスタジアムでナイター練習を行った。昨オフ、FAで新加入した丸佳浩外野手(29)は、古巣・カープとの開幕戦を前に“決別”を宣言。巨人の一員として開幕戦の第1打席、1球目から100%の力を出し切ると意気込んだ。

 11年間の記憶がよみがえるのは決して、不思議ではない。慣れ親しんだマツダスタジアムでの練習後、丸は育ててくれたカープへ感謝の思いを口にした。ただ古巣へと目を向けるのはこれで最後。新天地でのV奪回に向け、全力を注いでいく覚悟を明かした。

 「今の自分があるのはカープのおかげだと思ってる。そのことについては当然、感謝している。ただ、今シーズンはジャイアンツの一員。線引きをして、しっかりと明日(開幕戦)から、1打席目の1球目から100%で入っていけるようにしたい」

 開幕戦を白星で飾るためには、何よりも打線の奮起が必要だと感じている。「1点でも多く取ることを野手はしていかないといけない。投手戦にならないように、初回からいい攻撃をしたい」と大瀬良攻略へ力を込める。

 「3番・中堅」で起用する原監督は、丸にリーダーとしての役割も期待する。「何人か野手の中にリーダーができつつある。その1人として、最前線の中で引っ張っていってもらいたい」と背中を押した。

 打撃練習後には中堅の守備位置でナイターの照明を入念に確認しながらノックを受けた。「しっかり準備をしてきた。日本一になるために頑張る」と丸。開幕から、かつてのホームグラウンドで大暴れする。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス