星稜・奥川、緊張感楽しむ!目標は3点以内

 「選抜高校野球」(23日開幕、甲子園球場)

 第91回選抜高校野球大会の甲子園練習が20日に行われ、優勝候補の星稜が登場した。今秋ドラフト1位候補の星稜(石川)・奥川恭伸投手(3年)は23日の履正社(大阪)戦に向けてマウンドの感触を確かめながら7球を投じると、大会ナンバーワン投手という評価に見合う投球への意気込みを口にした。

 黒土のマウンドで、躍動感あるフォームから力強く7球を投じて見せた。緊張感を覚えても笑顔は忘れない。「緊張感を楽しんでやりたい。最大限のパフォーマンスを発揮するには緊張感が必要だと思います」。大会ナンバーワンという前評判は、奥川にとって誇りであり、活力となる。

 「そう言ってもらえるのはありがたいですし、まだ実力は伴ってないと思ってるので。その評価に見合った実力を見せられるように、これからも練習に励んでいきたい」

 この日の7球は直球、スライダー、フォークを交えたもの。昨夏以来の甲子園だが「これまでのことは全部忘れて新しい気持ちで」と話す。横浜・及川ら他校の好投手については「多少気にはなりますが、自分のことをやっていきます」ときっぱり。今は大会初日に行われる履正社戦だけを見据える。

 「目標は3点以内。打線全部が力のあるバッターがそろっていて、下位の打者も警戒して全員警戒していければ」と奥川。悲願の優勝に向け、油断することなく初戦から全力を注ぐ。

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