日本ハム・輝星、公式戦ほろ苦デビュー フォーム固まらず制球難…2回3四球1失点

 「イースタン、日本ハム5-10ヤクルト」(19日、鎌ケ谷スタジアム)

 日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手(18)=金足農=が19日、イースタン・ヤクルト戦(鎌ケ谷)の五回に2番手で登板、公式戦デビューを果たした。直球は最速146キロだったが2回を2安打1三振3四球1失点とほろ苦いものになった。「いい時間ではなかった。ダメなところがほとんど。課題がたくさん見つかった」と険しい表情で反省した。

 五回は無失点も先頭打者にストレートの四球を与えるなど不安定。六回には先頭打者から連続四球などで無死満塁のピンチを迎え、川端に中犠飛を打たれ対外試合初失点を喫した。スライダーでなかなかカウントを取れず49球中41球の直球を投じた。

 制球力に苦しんだ要因の一つは、投球フォーム。マウンドで投げた際、転倒しそうになるほどバランスを崩す場面もあった。これまでに試行錯誤を繰り返し「いいフォームを見つけたい」と語った。

 自己採点も「マイナスです。評価は低いです」と厳しい。視察した栗山監督は、未来のエース候補に「テーマを持って前に進んでくれればいい」と期待。次回は26日のイースタン・ロッテ戦(浦和)で登板予定。背番号18は表情を引き締めて「すぐに切り替えて、課題を一個一個、克服していければいい」と前を向いた。

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