新生・春日部共栄、一丸で強豪突破だ 体罰発覚で2月に監督交代「挑戦者として臨む」
「選抜高校野球・抽選会」(15日、オーバルホール)
新体制となった春日部共栄は初陣で強敵と激突する。1月に前監督の本多利治氏(61)の体罰が発覚し、2月6日に部長だった植竹幸一新監督(49)へと交代。第1日第2試合となった公式戦初采配の相手は、春夏通算4度優勝の四国王者・高松商に決まった。
新指揮官は「選手と同じように挑戦者として臨みたい」と一丸となって戦うことを誓った。新チーム結成当初に3年生全員が主将を回したことで一人一人に自覚が生まれ、大きく揺れた影響はほとんど感じさせない。
キーマンにはエースで4番の大黒柱・村田賢一投手(3年)を指名した。「村田を中心に打撃のチーム。村田がしっかり投げて僅差になれば」。22年ぶりに挑む春の聖地。強豪を破って勢いに乗る。




