清原和博氏 薬物依存語る「苦しみの日々でした」
2016年2月、覚せい剤取締法違反で逮捕され、懲役2年6カ月、執行猶予4年の判決を受けた元プロ野球選手・清原和博氏(51)が6日、都内で行われた依存症の理解を深めるための啓発イベントに登場した。
昨年8月21日に雑誌の取材で、甲子園で行われた大阪桐蔭-金足農を観戦に訪れて以来の公の場。人前で事件について語るのはこの日が初めてだ。
180人の来場者を前に、緊張した表情も見せながら「薬物は一時的にやめられてても、やめ続けるのは難しい。勇気を出して専門の病院に行ってほしい。身近な人に正直にものを言えることが自分は変わったこと。薬物を使うために嘘をつき、自分をどんどん追い詰めてしまい、苦しみの日々でした」と語った。