ヤクルト・新助っ投スアレス、開幕ローテ入りをアピール G打線を3回無安打0封
「オープン戦、ヤクルト6-2巨人」(3日、東京ドーム)
ヤクルトの新外国人、アルバート・スアレス投手が3回無安打無失点の好投。開幕ローテ入りへ、実力をアピールした。
四回から2番手で登板。先頭の坂本に四球を与えるなど立ち上がりは制球に苦しんだが、徐々に修正。140キロ台後半の直球、スライダーやチェンジアップも決まり出し、2イニング目からは危なげなかった。
「最初は力が入ってしまって、うまくいかなかった。ボールにするよりは、シンプルにストライクゾーンに投げて打ってもらおうと思ったんだ」と振り返った右腕。「ブルペンでも試合でも(途中で)修正できるような投球を心がけている」と胸を張った。
小川淳司監督も「よかったと思う。自分なりにバランス良く投げることができていたんじゃないかな」と評価した。