【台北共同】楽天は28日、台北市内で台湾プロ野球ラミゴとの国際交流試合に臨んだ。昨季、最優秀防御率を獲得した岸が先発し、3回2安打無失点と好投した。今季初めての実戦登板を終えて「感覚は良くなかったが、その中で打者と勝負できたので良かった」と淡々と話した。
走者を出してから持ち味を発揮した。一回、先頭打者にいきなり中前に運ばれたが、切れのある直球で押して後続を断った。三回も先頭打者に左前打を浴びた。だが、緩い変化球を織り交ぜて的を絞らせず、2者連続三振を奪うなど得点を許さなかった。「それなりにやってきたことは試せた」と安堵の表情を浮かべた。