巨人菅野「いいところがなかった」初実戦2回2失点に不満顔

2回楽天無死、ジャバリ・ブラッシュ(左)に先制ソロを浴びる巨人・菅野智之=沖縄セルラースタジアム那覇(撮影・西岡正)
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 「オープン戦、巨人-楽天」(23日、沖縄セルラースタジアム那覇)

 巨人・菅野智之投手がオープン戦の開幕戦で初実戦に臨み、2回2安打2失点。直球は151キロをマークしたが制球に苦しみ、「力みすぎた感じがありました。思ったよりも自分をコントロールできなかった」と振り返った。

 一回はオコエ、田中、浅村を三者凡退。

 だが、二回、無死。楽天の新戦力ブラッシュに投じた151キロの直球が甘く入り、左中間席へ運ばれた。さらに5番島内の左前打と味方の失策で無死一、三塁から、二ゴロの間に1点を追加された。

 厳しい内角球で2本のバットをへし折ったが、逆球も多く、内容について「結果は仕方ないが、ひとつひとつのボールが納得いくものではなかった。反省点が多い。いいところがなかった」と不満顔。収穫を問われ、「試合に投げた、ということだけですね」とため息まじりに語った。

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