ロッテ・ドラ1藤原 打撃向上 井口監督「徐々に振れるようになっている」
「ロッテ春季キャンプ」(3日、石垣)
ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭=が打撃が向上していることを明かした。
逆風の中、ライナー性の打球が外野へ飛んだ。柵越えはなかったが、藤原が本来持つ打球だった。「メイン(球場は)いまいちだったんですが、室内では良かった」と振り返り、「少しずついい感じになっている」と話した。
井口監督の方針もあり、藤原の打撃には手が入っていない。その指揮官は「徐々に振れるようになっている」と評価した。
打撃の際、前に突っ込む傾向があったが、後ろに残した方がいいのか、試行錯誤を重ねている。「自分のやりたいようにやっている。気持ちよくやれている」と18歳の若武者は白い歯を浮かべた。
練習終了後は即席サイン会を開いた。約250人のファン一人一人に丁寧にペンを走らせた。「見ている方もしんどいと思うので、対応できるところは対応したい」。自分で考えて行動する。英才教育の一環だ。