楽天・則本、タイトル総ナメ宣言 自主トレ共にしたマー君以上の8冠狙う!

 楽天・則本昴大投手(28)が26日、仙台市内の楽天生命パーク宮城で自主トレを公開。昨季は不振に終わった右腕は“復肩”と悲願の優勝へ、投手タイトル総ナメを宣言した。

 胸に残る悔しさが、さらなる高みへ押し上げる。「プロ生活で、自主トレでは一番体を仕上げてきたつもり」。則本は自信に満ちた表情で現状を語った。

 昨季は新人から6年連続2桁勝利、5年連続の奪三振王を達成も、防御率は自己ワーストの3・69。不本意な1年に「去年は悔しい思いをした」と話す。

 そのため昨年12月は母校・八幡商で、今年1月からはヤンキース・田中との自主トレで体を作り上げた。この日のブルペン投球では変化球を交えて31球。「現段階で一番ムダのないフォーム」と手応えも十分だ。

 「優勝だけを目指してやる」と決意を示し、自らの成績も「タイトルを総ナメにできるようにしたい」と宣言。自信と責任感が、その目標に表れていた。

 最多勝、最優秀防御率、最高勝率、最多奪三振の主要部門に加えMVP、沢村賞、ベストナイン、ゴールデングラブを獲得すれば13年・田中の7冠(最多奪三振を除く)を上回る8冠も夢ではない。

 岸と争う開幕投手も「やりたい気持ちは去年より強い」と譲るつもりはない。チーム浮上の鍵を握るエースが静かに闘志を燃やす。

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