DeNA・ラミレス監督、中井にユーティリティーを期待 代打&守備固めも

 DeNAのアレックス・ラミレス監督(44)が28日、12球団合同トライアウトを経て獲得した前巨人の中井大介内野手(29)に懸案だったユーティリティープレーヤーとして期待を懸けた。

 内野では一、二、三塁を守れ、外野守備の経験もある中井。今季は右の代打で中川大や田中浩を起用したが、層の薄さが課題だっただけに、パンチ力のある打撃も魅力だ。ラミレス監督も「彼は内外野を守れ、代打、守備固めといろんなポジションがこなせる」と評価した。

 二塁でソトを起用する方針だけに、試合終盤の守備固めも重要な要素。「チームにフィットしてほしい」と指揮官の期待も大きい。チームに欠けていたピースを得て、勝負の年へと挑む。

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