日本ハム、金子と獲得手応え 公示日に接触、今週中にも結論

 日本ハム・吉村浩GM(54)が3日、オリックスから自由契約となった金子千尋投手(35)の獲得交渉を始めたと明かした。公示された2日に即アタックし、契約条件やチーム方針などを説明。「共感してくれたことは多い」と手応えを口にし、早ければ今週中にも結論が出る可能性を示した。

 減額制限を大幅に超える5億円ダウンの年俸1億円を提示され、自由契約の道を歩んだ通算120勝右腕。吉村GMは前日の交渉を「金額が優先事項ではないということ。選手として活躍する場所を求めていた」と振り返り、「決断するのは早いと思う」と話した。

 栗山監督の考え方をはじめ、ファイターズのチームカラーや野球観を伝えて好感触を得た。3年ぶりの日本一奪還を目指す来季に向けて、先発投手の補強は課題の一つ。金額など契約の内容は「言えない」と明言しなかったが、最大級の評価で獲得を目指す方向だ。

 複数球団による争奪戦に発展しても、誠意を尽くして制す。その自信はある。

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