オリックス・田嶋大樹投手（２２）が３日、大阪市内の球団施設で契約更改交渉に臨み、今季年俸１５００万円から５００万増の２０００万円でサインした。

　「いい評価をしていただいたし、来季もチームのために頑張っていこう、と思えることを言っていただいた。より頑張っていこうと思いました」と笑顔を見せた。

　田嶋は昨秋のドラフト１位。即戦力として期待されて入団し、開幕１軍入りを果たした。

　開幕２戦目の３月３１日・ソフトバンク戦で、プロ初登板初先発して初勝利を挙げると、６月までに６勝を挙げた。しかし、６月末に左肘の張りを訴えて出場選手登録を抹消され、再昇格することなくシーズンを終了。１年目の成績は１２試合で６勝３敗、防御率４・０６だった。

　痛めた左肘の回復は順調で、８割の力でキャッチボールができるようになった。１月にはブルペン入りする予定もある。「来年は、１年間ケガせずにやり通すことを考えてやっていきたい。現状では肘（の問題）とかがあるので、左右されることもあると思うけど、開幕に間に合わせられるようにやっていきたい」と２年目の飛躍を約束した。（金額は推定）