野球教室で元ロッテ・里崎氏と一打席対決! 一流の技術を直接指導

 世界のホームランキング・王貞治氏が理事長を務める一般財団法人世界少年野球推進財団(WCBF)が主催し、全国農業協同組合連合会(JA全農)が特別協賛、JA全農グループ7社が協賛の「JA全農WCBF少年野球教室」が11月17日、大阪府八尾市の八尾市立山本球場で開催された。

 今年6回目の開催となった八尾教室には、八尾市内の少年野球チーム16チーム、小学生、指導者、保護者ら合計251人が参加。開校式では八尾市の田中誠太市長、JA全農広報部の新妻成一次長らがあいさつし、教室がスタート。駒田徳広氏(元横浜)、西崎幸広氏(元日本ハム)、里崎智也氏(元ロッテ)、鈴木尚広氏(元巨人)らが講師を務め、子どもたちに「投げる」「捕る」「打つ」「走る」の基本を分かりやすく指導した。「バッティングの基本」では、駒田講師がバッティングについて説明。その後、里崎講師がバッティングの手本を披露し、ホームランを放つなど、参加者はプロの打球スピードやパワーを体感し、会場は大いに盛り上がった。

 参加した小学生は「教室の最後に里崎さんとの一打席対決ができて、楽しかったです。渾身(こんしん)のボールを打たれたけど、プロで活躍した選手との対決は良い経験になります」と言い、指導者は「駒田さんの打撃指導や鈴木尚広さんの走塁指導など、レジェンド級の元プロ野球選手から直接指導してもらい、子どもたちだけではなく私たちも興奮しました。指導内容も丁寧で大変参考になりました」と語った。

 教室内では指導者講習会も開かれ、トレーナーの鈴木拓哉氏がケガを予防するトレーニング方法やストレッチについて、実技を交えて講義。さらに保護者を対象にトップアスリートの栄養指導を担当する管理栄養士の阿部菜奈子氏による栄養学教室も実施され、参加した母親は「成長期の子どもに役立つ栄養摂取の方法や効果的な栄養素の組み合わせ方など、レシピを交えて非常に分かりやすい講義内容でした。これから実践していきたいです」と感想を述べた。

 JA全農は「食」の重要性を伝える活動の一環として、本教室を通じて健康で元気な野球少年や少女を育み、子どもたちの夢と成長を応援していく。

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