侍・岡本、初4番 侍の未来の鍵を握る「今年はステップ踏んだ」

 「日米野球、MLBオールスター1-4侍ジャパン」(15日、ナゴヤドーム)

 最終戦で回ってきた大役は、必ず2年後につながってくる。初めて座った侍の4番。岡本は「勝ったことが一番よかった。特にやることは変わらない。一緒だった」と淡々と感想を口にした。

 4番としての初陣は、初回に放ったボテボテの三塁内野安打のみの4打数1安打。それでも、稲葉監督は「経験をすることが大事」と結果は度外視した。

 最大目標は東京五輪。だからこそ、さまざまな打線をテストした。そこで見えてきた青写真。指揮官はスピードを生かした攻撃を評価しつつ、アーチを放った柳田や岡本の名を挙げ「これから世界で勝っていくには、そこもやっぱり必要になってくるのをあらためて感じた」と明かす。

 巨人の4番、そして日の丸の4番に成長した1年。MLB選抜の松井ベースコーチは「今日も内容は悪くなかった。巨人の4番は、日本を代表する打者になって欲しい」と後輩にエールを送った。「今年はステップを踏んだ。また選んでもらえるように頑張りたい」と誓った22歳の大砲。その成長曲線が、侍の未来の鍵を握る。

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