西武の飯田光男常務が１２日、米大リーグに挑戦する菊池雄星投手（２７）のポスティングシステム利用について、今月末にも日本野球機構（ＮＰＢ）へ申請する方針を示した。菊池は１０日に渡米し、ロサンゼルスを拠点にトレーニングをしながら、今後の移籍交渉の準備を代理人とともに進めている。

　飯田常務は「（ポスティングの）時期については、本人の意向も聞いた上で決めたい」と説明した。菊池は帰国後、２３日のファン感謝イベントなどの球団行事に出席する。そのタイミングで球団幹部と本人が協議し、最適な日時を決める方針だ。申請の締め切りは１２月５日となっている。