MLB選抜 屈辱的な大敗に意気消沈 指揮官「弱点をつく投球をしないと」

 4回、攻撃を見つめるマッティングリー監督(左)とミューレンコーチ(撮影・堀内翔)
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 「日米野球、MLBオールスター6-12侍ジャパン」(10日、東京ドーム)

 MLB選抜が屈辱的な大敗で、2連敗を喫した。日米野球では00年の第3戦以来、18年ぶりの2桁失点。柳田を中心に、侍ジャパンの猛打に屈した。

 ピンチで投手コーチマウンドに行くことは3度。ベンチから打者の特徴、走者の走力などのデータをサインで送り、何とか猛打をしのごうとする姿勢はのぞかせた。だが、五回は申告敬遠直後に会沢に適時打を浴びるなど、悪循環を断ち切れず。厳しい展開となった。

 前夜、逆転サヨナラ弾を浴びた柳田にこの日も本塁打を含む4安打4打点と猛打を浴びた。マッティングリー監督は「素晴らしい選手。とてもいいスイングで、昨日はセンター、今日は左中間に打たれた。センター中心に打ち返そうとするところが優れているし、こちらからすると危険なタイプの選手だ」と、脱帽した。

 チーム事情の苦しさも露呈している。この夜、先発したラミレスは今季2勝の右腕。日米野球でMLB選抜が2桁失点を喫するのは、00年の第3戦に2-14で敗れて以来だ。指揮官は「どのバッターもどこかしら穴があると思っている。弱点をつく投球をしないといけない」と、3戦目以降を見据えた。

 前夜の初戦、安打を放つと塁上で陽気に踊っていた選手たちも意気消沈。指揮官からも、落胆ムードが漂った。

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