ソフトバンク・柳田「うわ、折れた!」が…日本Sの伝説に残るサヨナラ弾
「日本シリーズ・第5戦、ソフトバンク5-4広島」(1日、ヤフオクドーム)
ソフトバンクがサヨナラ勝ち。接戦を制し、2年連続の日本一に王手をかけた。チームはヤフオクドームでの日本シリーズ連勝を12に伸ばした。
日本シリーズ史上、伝説に残る一撃だ。十回、先頭は4番・柳田。1ボールから広島・守護神の中崎の変化球を狙い澄まし、豪快に振り抜いた。「うわ、折れた」と話した通り、バットは破片が飛んだ。本来なら詰まって失速するはずの打球は、驚異的なパワーに押され、右翼席へ。バットを折りながらの一発は自身初で、「テラスに入っていたのでビックリしました」と驚いたが、今シリーズ初本塁打が劇的な一打となった。
バットを折ってもスタンドに運ぶ、強烈な“ギータ弾”。
「(テーマ曲で)ももクロの怪盗少女が流れ、めちゃくちゃテンションが上がっていた。(サヨナラ弾は)まったく頭になかった」という。驚異的な一発を振り返りながら「バットが折れたので、新しいバットを補充します」と、豪快に笑い飛ばした柳田。勢いのつく1勝で、日本シリーズ連覇へ王手をかけた。


