履正社が3ラン、満塁弾含む11点!7回コールドで秋季近畿大会8強進出

 「秋季高校野球近畿大会・1回戦、履正社11-2南部」(20日、ほっともっとフィールド神戸)

 秋季大阪大会を制した履正社(大阪1位)が、3ランと満塁本塁打の2本塁打を含む17安打を放って、南部(和歌山3位)に7回コールド勝ちし、8強へ進出した。

 秋季大阪大会決勝で、大阪桐蔭の公式戦36連勝を止めた勢いに乗って、打線が集中打を見せた。

 1点を追う三回だった。同点に追いついた後の1死一、二塁で、池田凜内野手(1年)が右翼席へ勝ち越し3ランを放った。

 さらに1点を追加して2死満塁とすると、4番・井上広大外野手(2年)が左翼席へ特大の満塁弾。この回だけで打者12人で9点を奪った。

 先発左腕・清水大成投手(2年)は、最速145キロの直球を主体に7回2失点。走者を背負いながらも決定打を許さず、勝利へ導いた。

 この勝利で、準優勝した17年以来のセンバツ出場へ一歩前進。準々決勝は、福知山成美(京都1位)-神戸国際大付(兵庫2位)の勝者と対戦する。

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