西武・菊池、5回6失点背信投球 “天敵”相手に返り討ち

1回、ソフトバンクに先制を許し、汗を拭きながらベンチに戻る西武・菊池雄星=メットライフドーム(撮影・中田匡峻)
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 「パCSファイナルS・第1戦、西武-ソフトバンク」(17日、メットライフドーム)

 西武の先発・菊池雄星投手が“天敵”に打ち込まれた。四回に5安打で一挙5点を失うなど、5回9安打6失点と期待を裏切った。

 入団以来18戦勝ち星のなかったソフトバンクから、9月28日に7回3失点で初白星を挙げ、対戦成績を1勝13敗とした左腕だが、大事な一戦で返り討ち。またもやソフトバンク打線のエジキとなった。

 初回に柳田に先制タイムリーを許したが、その後2イニングは無失点。しかし、三回に打線が逆転に成功した直後の四回、暗転した。

 先頭のデスパイネに中前打を許すと、その後安打と四球で2死満塁として、川島、上林、グラシアルの3連続適時打を浴びた。一挙5点を許して2-6と4点のビハインドを負った。

 五回は安打の走者を許したが、西田からこの試合7つ目となる三振を奪って無失点と踏ん張ったが、球数は104を数え、六回からはマウンドを十亀に譲った。

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