ヤクルト・武内が現役引退「ここまでやれると思っていなかった」

現役引退を発表し、会見するヤクルト・武内
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 ヤクルトは15日、武内晋一内野手(34)の現役引退を発表した。

 武内は智弁和歌山から早大を経て05年大学生ドラフト希望枠でヤクルトに入団。主に左の代打や守備固めとしてチームに貢献し、12年には選手会長も務めた。今季はケガによる出遅れもあり、自身4年ぶりの本塁打を放ったものの、15試合の出場にとどまった。プロ13年間の通算成績は786試合出場で256安打、22本塁打、110打点。

 都内の球団事務所に会見した武内は「自分自身、ここまでやれると思っていなかった。いろんな人に支えてもらった感謝の気持ちがあります」とすっきりとした表情。「優勝や最初のホームラン(プロ初安打が初本塁打)とかいろいろありましたけど、いい思い出より、うまくいかなかった思い出の方が出てきます」と振り返った。

 今後は球団に残る予定。「13年間すごく応援していただいて、声援を裏切ることも多かったかもしれないけど、温かい人たちが多かった。恵まれた野球人生でした」とファンへの感謝を述べた。

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