侍U23初実戦 稲葉監督 ガーナ人ハーフの宮沢義也外野手に熱視線「魅力ある選手」

 U-23日本代表の初実戦で3安打2打点の活躍を見せた宮沢
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 「練習試合、侍ジャパンU23代表7-3新日鉄住金かずさマジック」(13日、君津球場)

 トップ代表で指揮を執る稲葉篤紀監督率いる、侍ジャパンU-23代表が、千葉・君津球場で初実戦となる社会人・新日鉄住金かずさマジックとの練習試合に臨んだ。

 19日からの「WBSC U-23ワールドカップ」(コロンビア)での優勝へ向けた第一歩。存在感を示したのは、対戦相手である新日鉄住金かずさマジックから選出された宮沢義也(よしゅあ)外野手(22)だ。

 三回。4点を先制してなお2死一、二塁の場面で左中間を破る2点適時二塁打。五回、七回にも左前へ運ぶ安打を放ち、5打数3安打2打点。「僕の長所である思い切ったスイングを見せようと思っていた」と宮沢。チームメートの前で日の丸を背負い、躍動感あるプレーを見せ続けた。

 ガーナ人とのハーフで抜群の身体能力を持つ宮沢を、稲葉監督も「非常にバネがあり、長打力もある。足も肩もあるので、彼をこのチームでどのように生かしていくか。魅力のある選手だと思う」と高く評価した。

 侍ジャパンのユニホームに身を包み「気持ち良いですね」と笑顔。短い期間の中でも同世代のプロの選手と野球の話を交わし、多くを吸収しようと務めている。「W杯で優勝するために、チームで自分ができることを見つけていきたい」。4番を務めた安田(ロッテ)らに負けず、若き侍打線の中でひときわ大きな輝きを放った。

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