日本ハム矢野が引退セレモニー「ファイターズでは野球を心から楽しむことを学んだ」

 「日本ハム5-4ロッテ」(10日、札幌ドーム)

 日本ハムが矢野謙次外野手の引退試合を白星で飾った。矢野は七回に代打出場し、左前への安打を放った。

 試合後には引退セレモニーが行われ、プロ16年間のプロ野球人生を振り返る映像が流されると、中田らチームメート、国学院久我山高校の先輩、ロッテ・井口監督から花束を贈られると、涙。

 ファンにはしたためた手紙を読み上げ、「私はこのプロ野球の舞台で16年間プレーさせていただきました。ジャイアンツで過ごしたプレー12年半では、1球たりとも隙を見せてはいけない勝負の厳しさを学びました。ファイターズで過ごした3年半では、野球を心から楽しむことを学びました。両チームで学んだことをこれからの人生に生かしていこうと思っています」と涙を浮かべながらあいさつ。最後は「ファイターズ、最高!」と絶叫し、現役生活を終えた。

 矢野は2002年度ドラフト2巡目で国学院大から巨人に入団。15年シーズン中、日本ハムにトレード移籍した。この試合のヒットで通算成績は、出場759試合で374安打、153打点、29本塁打となった。

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