西武・松井稼頭央が引退会見「最後はうれし涙で終わりたい。日本一です」

 今季限りで現役を引退する西武の松井稼頭央外野手(42)が27日、ライオンズでの“初栄冠”を25年間にわたる選手生活の集大成にしたい考えを明かした。本拠地メットライフドームの記者会見場にユニホーム姿で登場。言葉に詰まる場面は時折あったものの、柔らかい笑みを浮かべながら「最後はうれし涙で終わりたい。(その時は)日本一です」と力強くうなずいた。

 日米通算2703安打。歴史に残るスイッチヒッターは「走攻守…この三つが重なって『松井稼頭央』だと思ってやってきた」と振り返った。ユニホームを脱ぐ決断に至った経緯については「(15日に出場選手登録を)抹消になり、考える時間があった中でそろそろやめる時が来たな、と思った」と語るにとどめた。

 楽天時代の2013年には経験したが、前回の西武時代(1994年から2003年)は日本一の美酒を味わっていない。15年ぶりに復帰した古巣で巡ってきたラストチャンス。「胴上げしてもらっている姿を(ファンに)見てもらいたい」と脳裏に描いていた。

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