日本ハム・清宮 CSで守備も 右肘炎症良くなってきている
日本ハム・清宮幸太郎内野手(19)が、早ければ10月13日から始まるCSファーストSにも攻守でフル出場できる見通しであることが21日、分かった。右肘炎症のリハビリは順調で「良くなってきている」と球団幹部。現在は指名打者としての出場を続けているが、ポストシーズンへの出場が決まれば守備でも勝利に貢献する。
同幹部は「シーズン中は打撃を優先する」とした上で、「CS(開幕前)のタイミングで確認するかもしれない」と最終チェックの可能性を明かした。長打力を備える持ち前の打撃に加え、ディフェンス面が解禁されれば起用の幅も広がる。慎重に状態を見極めながら判断を下す方針だ。
また、10月19日からコロンビアで開催される「第2回WBSC U-23ワールドカップ」の侍ジャパンU-23代表メンバーには、選出されない見込み。まずは右肘を万全の状態に整え、日本一を目指すチームの戦力として10月戦線を戦い抜く。
前夜のソフトバンク戦(札幌ドーム)では、武田から右中間席へ出場13試合ぶりの5号3ランを放った。7連戦明けのこの日は札幌市内の合宿所で心身ともにリフレッシュ。「チャンスの場面で打てるように、そういう貢献の仕方をしてきたい」と話す清宮が、大逆襲のキーマンになる。