DeNA、延長十回サヨナラ勝ち ソト弾で九死に一生 ラミレス監督も笑顔

 「DeNA6-4阪神」(17日、横浜スタジアム)

 劇的な2本塁打がチームの窮地を救った。同点の延長十回2死一塁。DeNA・ソトが阪神・ドリスのフォークを捉え、左翼席への33号2ラン。「すごくうれしい。昨日の負けをやり返してやろうと思っていた」と話すソトよりも喜びを爆発させたのが、実はラミレス監督だ。

 前日は20失点の大敗。その影響で使える投手が限られる中、パットンを同点の七回から投入。その裏、2死三塁の好機で指揮官はパットンを打席へ送り、三振に倒れて勝ち越し機を逸した。

 八回も続投のパットンが勝ち越しを許し、策は裏目に。だが八回裏の宮崎の同点ソロが全てを払しょくした。「試合で起きたことの責任は負わないといけない」とラミレス監督。「2位になる希望は残せた」と九死に一生を得た勝利を喜んだ。

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