U18根尾、プロで二刀流も視野「両方やることも考えている」

4回日本代表1死二、三塁、中前に2点適時打を放つU18日本代表・根尾昂(大阪桐蔭)=KIRISHIMAサンマリンスタジアム(撮影・中田匡峻)
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 「U18アジア選手権・3位決定戦、日本14-1中国」(10日、KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎)

 大阪桐蔭・根尾昂内野手(3年)が、プロでの二刀流継続に意欲を示した。

 この日は13点リードの七回、右翼手からマウンドへ。打者3人、投じた12球全てを直球。2人目を自己最速150キロで空振り三振に仕留めるなど、三者凡退で締めた。

 野手としては、4点リードの四回に2点適時打を放ち、3打数1安打2打点だった。

 今秋のドラフト1位候補として注目されている逸材は、投打で強烈な存在感を発揮。夏の甲子園後はプロで野手に絞る可能性も示唆していたが、根尾は「自分としてはショートに絞ったつもりはない。両方やることも考えている」と力を込めた。

 150キロをマークしたことには「指がかかった感じがあった。よっしゃと思った」と、満足そうだった。

 日本は今大会、韓国と台湾に敗れ、4大会ぶりに決勝進出ならず。3位となり、来年のU-18W杯の出場権は確保した。

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