巨人2-0ノーゲームに…由伸監督「しょうがないよね」
「阪神(降雨ノーゲーム)巨人」(9日、甲子園球場)
1時間28分の中断の末のノーゲーム。敵地での連勝へ向け順調に試合を運んでいた中での“水入り”となったが、巨人・高橋監督は「まあ、しょうがないよね」と受け入れ、村田ヘッド兼バッテリーコーチも「やりたかったけど、雨やねんから仕方ない」と穏やかな口調で帰京の途に就いた。
二回に今季初対決となった青柳からゲレーロの適時打で幸先良く先制。四回にも無死一、三塁から亀井の併殺打の間に追加点。先発・今村も三回まで無失点。「その後にどうなったかは分からないけど、いい形で1点、2点を取れてね」と指揮官。選手の動きに納得げにうなずいた。
11日からは本拠地での2位・ヤクルトとの直接対決。先制打のゲレーロは好調を指摘され「おかげさまで」と満面の笑みを浮かべれば、四回に2点目につながる中前打を放った岡本も「引き続き頑張りたい」と前を向いた。主導権を握ったままの“ゲームセット”に、ナインの表情は一様に明るかった。


