ロッテ・角中「来たボールを打つ」好機で先制打

 「西武-ロッテ」(8日、ZOZOマリンスタジアム)

 先制打を放ったのはこの日、国内FA(フリーエージェント)権の資格を取得した角中だった。

 一回、先頭の中村が中前打で出塁して二盗を決めた。平沢は1-2と追い込まれたが、二ゴロで中村は三塁に進んだ。

 この好機で2-2から左へ適時打だ。

 「打ったのは分からないです。奨吾(中村)ももちろんですけど大河(平沢)も追い込まれながら仕事をしてくれたので自分は返すだけでした。先制できて良かったです」

 角中が振り返った。

 さらに鈴木の適時打、そして田村が2死満塁から走者一掃の三塁打を放って計5点を奪った。

 「打ったのは多分ストレートです。来たボールを打つという事しか考えていませんでした。打てて良かったです。ここからも気を引き締めて頑張ります。」(田村)

 二回には井上の20号3ランで加点した。8月7日以来、1カ月ぶりの1発。チームにとって20本塁打は13年の井口(現監督)以来、5年ぶりとなった。

 だがその裏、13勝を挙げているボルシンガーが先頭・山川の二塁打から崩れた。

 中村、秋山の適時打と2死満塁からの押し出し四球などで4点を失ってマウンドを降りた。

 なお2死満塁。急きょ、マウンドに上がったチェンが山川に左翼への37号満塁弾を喫して、試合は振り出しに戻った。

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