小宮山悟氏、早大野球部監督就任「一泡吹かせてやろう」打倒・慶応を誓う
ロッテ、米大リーグ・メッツなどで活躍した小宮山悟氏が6日、都内の早稲田大学大隈会館で会見を開き、2019年1月1日付けで早稲田大学硬式野球部の第20代監督に就任すると発表した。
えんじ色の早大カラーのネクタイを付けて会見場に現れた小宮山氏はOB会である稲門会から次期監督に推薦され、9月3日に決定。「野球部に対する恩返しをしたいという思いがあった。とにかく力を貸して欲しいと。私でよければということで引き受けた」と決意を語った。
元メジャーリーガーの大学野球監督就任は史上初。注目度も高くなるが「100年、200年たったらそういう人ばかりになる。たまたま六大学の出身者で向こうにいったことはまれだが、だからどうだという感覚はない」と冷静に話した。
早大野球部は15年秋に東京6大学野球で優勝を飾ってから16年の春以降優勝から遠ざかっている。今春のリーグ戦では慶大が優勝もあり「ちょっとね(慶応)塾が強いですから。なんとか一泡吹かせてやろうというふうに学生たちに発破をかけたい」と打倒慶応を誓った。