ロッテ2年生右腕・種市、初星お預けも5回無失点 井口監督「攻めていた」
「ロッテ2-3日本ハム」(2日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテのプロ2年目右腕・種市が、5回を打者21人で被安打2、奪三振3、無失点と好投した。球数は101だった。
試合をキッチリと作った。勝利投手の権利を持って降板したが、八回にレアードの同点打が飛び出して、プロ初白星はお預けとなった。
それでも、19歳の若武者らしく、「ストライク先行で攻めることができたのは良かったんじゃないかなと思います。四、五回のピンチでは絶対に抑えてやるという気持ちで投げました」と強気の投球を強調した。
四回、2四球が絡んだ2死一、二塁で鶴岡を二ゴロ、五回2死一、二塁では近藤を遊ゴロに仕留めた。
150キロ近い速球とスライダー、カーブを巧みに織り交ぜた。「田村さんのリードのおかげです。一番の収穫はインコースを付けたことです」と次を見据えた。
井口監督も「いい投球だった。攻めていた」とほめていた。