楽天 4月以来の6連敗 藤平が6回5失点
「楽天1-7ソフトバンク」(31日、楽天生命パーク宮城)
楽天が今季4月以来の6連敗を喫した。
先発・藤平が3被弾を浴び6回5失点。初回に浴びた柳田の3ランが響いた。1死一、三塁から初球を仕留められ、「失投だと思う。もっと強いボールを投げられていたらファウルになっていた」と右腕。
相手先発は好調の千賀だっただけに、いきなりの3点ビハインドに、平石監督代行は「千賀に対してはある程度、接戦でいかないといけない。楽に投げさせすぎた」と唇をかんだ。
千賀のテンポ良い投球の前に、打線も一回の今江の適時二塁打で1点を奪うのが精一杯だった。「ビハインドだと粘ってという作戦もあるが、千賀に対してはそれをやると、甘い球を逃すことになる」と平石代行。この日は、試合開始前から雨が降りしきる悪天候。にもかかわらず声援を送ったファンに、同代行は「雨の中、来て頂いたお客さんに申し訳ない」と頭を下げた。