日本ハム・清宮、1年目大谷超え4号 サイクル惜っし~っ!初猛打賞!

 「日本ハム3-3楽天」(25日、札幌ドーム)

 日本ハム・清宮は万雷の拍手を全身で受け止め、ダイヤモンドを回った。札幌ドーム初本塁打は、大谷(現エンゼルス)が1年目に放った3本塁打を超える4号ソロ。「打った瞬間いったと思いました」と自画自賛した。

 「(相手陣地の)右翼スタンドまで(日本ハム)ファンで埋まった中に、僕の打球が吸い込まれていく様を走りながら見ていて…。今までにない気持ち良さがありました」

 超満員の4万1138人が息をのんで見つめた2-2の八回。先頭の打席で、宋家豪のチェンジアップを右翼席まで運んだ。3試合ぶりの一発は均衡を破る一時勝ち越しの千金弾。二回は右前打で2点目の起点を作り、十回は中堅フェンスを直撃するプロ初の三塁打でサヨナラの好機を演出。二塁打が出ればサイクル安打達成の十二回の打席は中飛に倒れたが、プロ入り初の猛打賞が進化の証明だ。

 再昇格した21日以降、5試合の出場で打率・389、3本塁打、8打点。飛躍のきっかけは2軍降格の直前、5月25日からの西武3連戦(メットライフドーム)中にあった。

 「城石(打撃)コーチと『トップ作る時に間(ま)を意識しよう』という話をして。力が入るようになりました」。観察したのは近藤の打撃。早めにトップを作ることにより、直球にも変化球にもスムーズにタイミングが取れるようになった。

 「今はチームが勝つことだけを考えてやっています」。延長十二回の死闘も今季3度目の引き分け。清宮の活躍で敗北を免れたことが、何よりも大きい。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス