大阪桐蔭 11三振の大苦戦も逆転勝ち 粘る高岡商を振り切り4年ぶり8強

 3回、逆転となる2点適時二塁打を放つ大阪桐蔭・中川(撮影・中田匡峻)
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 「第100回全国高校野球選手権・3回戦、大阪桐蔭3-1高岡商」(16日、甲子園球場)

 春夏連覇を狙う大阪桐蔭(北大阪)が逆転勝ち。4年ぶりの8強進出を果たした。

 高岡商のエース・山田龍聖投手(3年)に大苦戦。8回を投げきった左腕に、11三振を喫した。この夏、ここまでは予選も含めて1試合の最多三振は4。9試合目で初の2桁三振を喫し、厳しい戦いを強いられた。

 それでも1点を追う三回、1死一、二塁。主将の中川卓也内野手(3年)が左中間へ2点二塁打を放ち、逆転に成功した。六回には山田健太内野手(3年)の適時二塁打で1点を加えた。

 少ないチャンスを生かして奪ったリードを、継投で守り抜いた。今大会初先発の横川凱投手(3年)が、5回3安打1失点の好投。六回から登板したエース・柿木蓮投手(3年)が反撃を許さず、逃げ切った。

 昨夏、悪夢のサヨナラ負けを喫した3回戦を突破。史上初となる2度目の春夏連覇まであと3勝とした。準々決勝では浦和学院(南埼玉)と対戦する。

 高岡商はエース・山田を中心に、終盤まで接戦を展開。だが、優勝候補の牙城を崩すことができず、71年ぶりの8強進出はならなかった。

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