日大三の2年生井上が150キロ記録 今大会3人目 最速は大阪桐蔭柿木の151キロ

好投する日大三の井上=甲子園(撮影・持木克友)
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 「第100回全国高校野球選手権・2回戦、日大三-奈良大付」(15日、甲子園球場)

 日大三(西東京)の先発、井上広輝投手(2年)が今大会3人目となる150キロをマークした。二回2死走者なしで、奈良大付・植村建太捕手への5球目が大台を記録した。

 初登板となった右腕は立ち上がりから140キロ後半の直球を中心にしてヒットを許さず、3回を無安打2四球、4奪三振でマウンドを2番手の左腕、河村唯人(3年)に譲った。

 井上は今春センバツで自己最速の147キロをマーク。4月28日の春季東京大会で右肘違和感を訴えて降板。それ以来の登板で自己最速を3キロ更新した。

 今大会で150キロを超えたのは、大阪桐蔭(北大阪)のエース柿木蓮(3年)が、沖学園(南福岡)との2回戦でリリーフ登板した九回、今大会最速となる自己最速の151キロをマークした。

 井上と同じ2年生の星稜(石川)、奥川恭伸は、藤蔭(大分)との1回戦で2年生としては13年夏の済美・安楽智大(現楽天)以来となる150キロを記録した。

 今大会の球速ランキング

 151キロ 柿木蓮(大阪桐蔭)

 150キロ 奥川恭伸(星稜)

      井上広輝(日大三)

 149キロ 西純矢(創志学園)

      根本太一(木更津総合)

      渡辺勇太朗(浦和学院)

      吉田輝星(金足農)

 148キロ 根尾昂(大阪桐蔭)

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