作新学院、僅差の展開で終盤へ 積極采配で大阪桐蔭に対抗

1回、大阪桐蔭・藤原の打球を作新学院・横山が好捕=甲子園(撮影・坂部計介
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 「第100回全国高校野球選手権・1回戦、作新学院-大阪桐蔭」(6日、甲子園球場)

 作新学院の小針崇宏監督が、大胆かつ積極的な采配で優勝候補に立ち向かった。

 1番・右翼手に起用したのは県大会ではメンバー外だった背番号17の1年生・横山陽樹外野手。横山は一回の第1打席、大阪桐蔭のエース・柿木漣投手(3年)に対して、初球攻撃で左前打。見事に期待に応えた。

 この後、バントでは送らず、強攻策を仕掛けた小針監督。2死一、二塁のチャンスで磯一輝捕手(3年)は空振り三振に倒れたが、積極的な姿勢で王者を揺さぶった。

 投手起用でも、対策を講じた。エース高山陽成投手(3年)を2回3安打1失点で降板させ、三回から左腕の佐取達也投手(3年)にスイッチ。相手打線の目先を変える作戦で、五回を終えて0-1の接戦を演じた。

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