西武・源田V打だMVP 連夜の獅子奮迅!シーズン勢いそのまま
「マイナビオールスターゲーム・第2戦、全セ1-5全パ」(14日、リブワーク藤崎台球場)
後半戦の獅子に勢いを呼ぶ西武・源田のMVP獲得だ。両チーム無得点で迎えた五回無死三塁。全セの3番手・岩貞のスライダーを、中堅右へと運んだ。中堅・坂口が左寄りに守備位置を取っていたのを見ると、快足を飛ばして二塁を陥れる先制の適時二塁打とした。
「ちょっと地味なヒットですね」と謙遜気味に話したが、その後の甲斐の左前打で、2点目の生還につながる足で稼いだ長打に「自分らしさが出たと思う」と話していた。
2戦目のMVP獲得には「ビックリしています。ベンチで『あとは祈っておけ』とみんなに言われました」と笑顔。前日は森友がMVPを獲得したが、その賞金を使ってチームメートと大阪市内で焼き肉を楽しんだ。
大分出身とあって熊本には家族らが駆けつけ「いいところを見せられてよかった」と源田。球宴での西武勢の2試合連続MVPは日本一となった87年以来。「みんな調子がいい中で後半戦に入っていける」と勝負の時へ大きな弾みとなった。