中日・ガルシアが9勝目 鈴木博プロ初セーブ ヤクルトは完封負けで4連敗
「中日3-0ヤクルト」(7日、ナゴヤドーム)
中日が3投手の継投でヤクルト打線を0封し、接戦を制した。先発したガルシアが7回を3安打と好投すると、八回は又吉、九回は鈴木博が無失点に抑えた。ガルシアは9勝目(4敗)。防御率も2・45としてリーグ2位となった。
球宴出場も決めている左腕は、「最近、自分の投球ができていなかったので、勝ててうれしい。初回にピンチをつくってしまったが、スライダーが良かったのでピンチを切り抜けることができた」と振り返った。
また、プロ初セーブの鈴木博は、「最近、ふがいないが多くてこうしてゼロで抑えられて良かったです。初めて抑えとして投げましたが、3つのアウトを取ることだけを考えて投げました。次もしっかり3人で抑えられるように頑張ります」とファンの声援に応じていた。
打線は七回に1死二塁から福田のタイムリーで1点を先制。八回には京田、平田、ビシエドの3連続長打で2点を加えた。
ヤクルトは初回無死一、二塁の好機を逃すなど、7回1失点の先発・小川を打線が援護できず。今季5試合目の完封負けで4連敗となった。