日本ハム・栗山監督、清宮の長期育成計画 西川、近藤モデルに今後も2軍で修行

 日本ハム・栗山英樹監督(57)が5日、清宮幸太郎内野手(19)の長期育成計画の一端を明かした。モデルは現在、高卒生え抜きでレギュラーに定着している西川や近藤。チームの根幹を担う選手に育て上げるため、今後も千葉・鎌ケ谷の2軍施設で修行の日々を送らせる。

 2軍戦で両リーグトップの15本塁打を放っても「やるべきことがある」と指揮官の考えは変わらない。長い目で成長を見守り、昇格時期を判断する。「必ずその時がくる。来年なのか再来年なのかは分からない。遥輝(西川)、近ちゃん(近藤)なんか典型だよね」と成功例を出して説明した。

 西川はプロ2年目の12年に田中賢の離脱に伴って二塁に定着。同年のリーグ優勝に貢献した。近藤はプロ3年目の14年シーズン、89試合に出場。両者とも厳しい下積み生活を乗り越えて飛躍した。

 「その時のために、いかに準備させるかが大事だと思っている」。西武戦(函館)が雨天中止となったこの日、栗山監督は奮闘する清宮の未来予想図を描いた。

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