オリックス、パ1位1000万ゲットも…吉田正走塁で右足痛め病院直行

 「交流戦、阪神3-3オリックス」(21日、甲子園球場)

 延長十二回引き分け。オリックスは交流戦パ・リーグ最高勝率が決まり、賞金1000万円をゲットしたが、代償はあまりにも大きかった。

 1点を追う八回に代打・小谷野の適時打で同点に追いつき、さらに2死二塁から吉田正は右翼・糸井の頭上を越える三塁打で勝ち越し。ところが三塁をまわったところで、顔をゆがめて転倒。慌ててほふく前進のような格好で帰塁するが、プレー続行は不可能だった。コーチに担がれてベンチに戻ると、試合中に車いすに乗って病院へ向かった。

 検査の結果『右足関節(足首)捻挫、グレード1』との診断を受けた。登録抹消については22日に協議することになるが、非常時に備え2軍から後藤の招集を決めた。

 吉田正は交流戦で打率・397、3本塁打、10打点とMVP級の活躍をしてきただけに離脱となれば痛い。

 福良監督は「(復帰まで)長くなるかもしれない。去年みたいに4番がいなくなって失速するようなことは避けないと」と悲愴(ひそう)感を漂わせていた。

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