オリックス・福良監督 被災者を「勇気づけられたら」 募金活動も実施へ
オリックス・福良淳一監督(57)は19日、大阪府北部を震源とする18日の地震発生を受けて「大阪の球団として頑張らないといけない。少しでも勇気づけられたらいい」とチームに奮起を促した。
1995年の阪神・淡路大震災の際には「がんばろう神戸」を合言葉に優勝まで突き進み、翌96年には日本一に輝いた。「あのときや東日本と比べるわけにはいかない。まだどのくらいの被害か分からないですけど、力になれたらいいんじゃないですか」と話した。
選手会長のT-岡田も「亡くなった方もいる。大阪の球団でもあるので何か力になれたら」と話し、球団と話し合った結果、ホームゲームの試合前に募金活動を行う方向になった。
20日には交流戦最後となる阪神戦がある。すでにパが勝ち越しており、リーグの中で1位となれば賞金1000万円が贈られる。まずはこれを決め、大阪を活気づける。