巨人、サヨナラ負け 交流戦8勝10敗で終える カミネロが乱調 ロッテは5割復帰
「交流戦、ロッテ2-1巨人」(17日、ZOZOマリンスタジアム)
巨人が守護神カミネロの乱調でサヨナラ負けを喫し、交流戦を8勝10敗と2つ負け越して終えた。
1-0とリードした九回からカミネロを投入して逃げ切りを図ったが、先頭の角中の中前打を許すと、続く清田に四球。鈴木の投前へのバントを内野安打として無死満塁。代打・三木の投ゴロの間に同点とされると、続く平沢に一、二塁間を破られた。
先発した内海は走者を出しながらも要所を締めて得点を許さず、5回2/3を5安打無失点でマウンドを中継ぎ陣へと託した。2番手以降は沢村、マシソンと八回までは0封したが、最後のカミネロが誤算だった。
打線は五回にロッテ先発の酒居から亀井、長野の連打で1死二、三塁で吉川尚がスクイズを決めて、先制点を奪ったが、その後も得点機を何度もつくりながらあと一本が出なかったことも結果的に痛かった。
ロッテは連勝で勝率5割復帰。決勝打の平沢は「自分が決めるつもりで打席に入りました。抜けて良かった。勝ちにつながる一打で良かった。一安心です」と笑顔でファンにアピールしていた。