西武・今井、松坂以来のデビュー戦先発勝利「初めてのマウンド楽しむことできた」

 プロ初登板勝利を挙げ、ウイニングボールを手に父一也さん、母江利子さんとポーズをとる今井
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 「交流戦、西武7-3ヤクルト」(13日、メットライフドーム)

 2016年のドラ1右腕、今井達也投手がプロ初登板初先発を6回5安打1失点(自責0)でプロ初勝利。球団では1999年4月7日・日本ハム戦(東京ドーム)の松坂大輔(8回2失点)以来のデビュー戦先発勝利を飾った。

 今井は三回に無死二塁から井野の二塁への内野安打を許したが、処理した浅村の一塁悪送球の間に二走の西浦が生還し、1点を失った。失点はこの1点のみで、150キロを超える直球と切れある変化球で2四球、6奪三振と、交流戦首位を走る好調なヤクルト打線を最少失点に抑えた。

 ウイニングボールを手にした今井は「勝てて良かった。最少失点で抑えられて良かった。ベンチでは同点に追いつかれたら勝ちはなくなるので、緊張していました。初めてのマウンド、楽しむことができました」と笑顔。

 作新学院のエースとして夏の甲子園で全国制覇した右腕は、2軍で4試合に先発し、2勝1敗、防御率2・52の成績を残して、1軍切符をつかんだ。初の1軍マウンドには「2軍と違っていい緊張感があった」と振り返り、スタンドで見守っていた両親に「ウイニングボールは両親に。これからは両親を支えていけるように頑張っていく」と誓った。

 一方、打線は1点を追う四回に外崎、メヒアの連続弾で逆転に成功。今季5勝を挙げているヤクルトの先発右腕、ブキャナンから先頭の外崎が左越えに7号ソロを放ち、同点とすると、続くメヒアは中越えに4号ソロをたたき込んだ。

 さらに六回には秋山の押し出し四球と源田のタイムリーで2点を追加。ブキャナンをKOすると、代わった松岡から浅村、山川も押し出し四球を選び、リードを5点に広げた。さらに八回には浅村の適時打でダメを押した。

 ヤクルトは八回に雄平の犠飛などで2点をかえし、九回には2死二塁から青木が中前タイムリーを放ったが、六回の3つの押し出し四球による失点が痛かった。

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