ロッテ・ボルシンガー、ハーラートップタイ7勝目 自身6連勝憧れ甲子園で飾った

 「交流戦、阪神2-3ロッテ」(10日、甲子園球場)

 ロッテのマイク・ボルシンガー投手が憧れの甲子園でハーラートップタイの7勝目を挙げた。7回を被安打5で2失点。これで5月4日から自身6連勝だ。

 一回、糸原への与四球と植田のバント処理の拙守が絡み1死二、三塁。糸井に不運な2点適時打を浴びたが、二回以降は「気持ちを切り替えて、自分の投球に徹した」という。

 前半は真っすぐ主体、後半は変化球を多めに投げる。これまでのパターンを逆にした。「打者に変化球のイメージを植え付けて真っすぐを投げた」

 今春センバツをテレビ観戦し、甲子園に対し「素晴らしい球場」という印象を持った。思った通りだった。「歴史的な球場だ。アメリカにもいくつかあるが、そんな球場で投げてうれしい」。送りバントも2度決めて助っ人右腕が笑顔で甲子園を後にした。

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