清宮が19歳バースデー ケーキに笑顔も「もっと打って気持ち良く迎えたかった」

バースデーケーキをほおばる日本ハム・清宮幸太郎=メットライフドーム(撮影・金田祐二)
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 「西武-日本ハム」(25日、メットライフドーム)

 日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(早実)が、19歳の誕生日を迎えた。球場入り後、報道陣からケーキを贈られ「うれしいです」と笑顔。「もっと打っていたりして気持ち良く迎えたかったですけど、もちろんそうはうまくいかないので。まだまだたくさん苦労すると思いますけど、それでもめげずにちゃんと食らいついていければなと思います」と決意を述べた。

 18歳として過ごした1年間は「高校野球からプロ野球の世界に入って、本当にいろんなことがあったなというか。18歳でいろいろ人生が変わったかなと思います」と感慨深げに振り返った。高校通算111本塁打の史上最多記録を樹立し、ドラフトでは95年の福留孝介に並ぶ7球団競合の末、日本ハムに入団。最も印象的な出来事を問われた清宮は「プロ野球選手になったことです」と力を込めた。

 5月2日・楽天戦(札幌ドーム)から7試合連続安打をマークし、デビュー戦からの連続試合安打の新記録を樹立。8日・オリックス戦(京セラドーム)ではプロ初本塁打を右翼席に運んだ。それでも、現在の打率は・150。11打席連続無安打中と苦しんでいる。

 1年後、20歳の誕生日は「今よりももっと打っていたいです」と清宮。プロの壁を己の力で打ち砕き、また思い出深い1年にする。

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