プロ野球１２球団と日本野球機構（ＮＰＢ）は２１日、都内で「マイナビオールスターゲーム２０１８」の開催要項を発表。オールスターのセ、パ両軍の指揮を執る広島・緒方孝市監督とソフトバンク・工藤公康監督は、完全復活してファンを喜ばせてほしいと、中日・松坂大輔投手に注目し、熱いエールを送った。

　全パの指揮を執るソフトバンク・工藤監督は「１年でも長く野球をやるように」と昨季まで同球団に在籍した松坂にゲキを飛ばし続けてきたという。だからこそ「自分が復活したんだというところをアピールしてもらえれば」と球宴出場を大歓迎した。全セの広島・緒方監督も「ファンの方は、オールスターの場で彼が投球するところを見たいと思う」と期待を寄せた。

　松坂は今年のファン投票用紙にノミネートされており、球宴出場を果たせば西武時代の０６年以来、１２年ぶりとなる。レジェンドが夢舞台で再び輝く姿を見られる日が待ち遠しい。