DeNA・東 両リーグ新人一番乗りでプロ初完封「変化球が低めに決まっていた」

3勝目を挙げ、ウイニングボールを口にやるDeNA・東克樹=甲子園(撮影・北村雅宏)
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 「阪神0-5DeNA」(16日、甲子園球場)

 DeNAのドラフト1位・東が、両リーグ新人の一番乗りとなるプロ初完封。4月19日の巨人戦以来の3勝目を挙げた。

 「変化球が低めに決まっていた。うまく打たせることができた」と振り返った通り、要所で内野ゴロを打たせてアウトを積み重ねた。四回は1死から福留に初安打を打たれたが、ロサリオと糸原を2者連続で三ゴロに仕留めた。

 八回までわずか1安打。九回に連打で無死一、二塁のピンチを背負ったが、ここでも福留に低めを打たせて遊ゴロ併殺打。続くロサリオも遊ゴロに仕留め、スコアボードに9つの0を並べた。

 118球の力投で、今季2戦2敗だった阪神にリベンジ。「うれしいです。完封を狙わず、5点差あるので九回を終わらすことを考えた。やっと勝てたから良かった」と安どの笑みを浮かべた。

 チームは阪神戦の連敗を5でストップ。首脳陣の期待に応えた東は「このままチームの勝利に貢献できるよう頑張ります」と、先を見据えた。

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