「ヤクルト２－１巨人」（１５日、鹿児島県立鴨池野球場）

　ヤクルトが接戦を制し、巨人戦の連敗を３で止めた。

　同点の八回、青木宣親外野手が日本球界７年ぶりの本塁打となる決勝の１号ソロ。仲間からメジャー流の「サイレントトリートメント」で祝福され、会心の笑みを浮かべた。

　先発のハフも威力ある直球を中心に巨人打線をねじ伏せ、８回４安打１失点の好投。待望の来日初勝利を飾った。九回は石山が無失点でしのいだ。

　巨人は先頭打者を４度も出塁させたが、全て得点に結びつけることができず。四回、岡本が２戦連発の７号ソロを放ったが、好機に一本が出なかった。８回２失点と力投した山口俊は、打線の援護なく自身３連敗。３敗目（３勝）を喫した。