DeNA連敗止める バット滑り飛ぶ泥んこ試合は雨天コールド ロペス、宮崎2試合連発

 「DeNA10-3ヤクルト」(13日、横浜スタジアム)

 DeNAが七回裏、攻撃中の降雨コールドで、連敗を2で止めた。打席もマウンドも泥んこ状態の悪条件の中、宮崎、ロペスの2試合連続など3本の2ラン本塁打で効果的に得点を奪った。

 先制したのはヤクルト。初回、DeNA先発の京山からいきなり3連続四球で無死満塁として、バレンティンの左前への2点適時打と雄平の左犠飛で3点を奪った。

 しかし、DeNAはその直後、ヤクルトの先発小川から無死一、二塁とし、筒香の右前タイムリーと、宮崎の2試合連発となる左越え5号2ランで追いついた。三回にはロペスの2試合連発11号2ランで勝ち越しに成功した。

 雨が強くなった四回には2死から大和の右線三塁打と連続四球で満塁としたが、ここでグラウンド整備が入り、ヤクルトは山本に投手交代。直後の筒香は一ゴロに倒れ、無得点に終わった。今季初登板となった小川は、3回2/3で6安打4四死球、5失点だった。

 試合が成立する五回に入ったが、強い雨が降り続き、打席もマウンドもぬかるんだ状態。ヤクルトの先頭バレンティンの打席では、スイングとともにバットが滑り飛ぶシーンも。

 京山も制球定まらず、いきなり四球を与え、続く坂口の打球は二塁へのゴロ。処理した途中出場の柴田の遊撃への送球がそれて、併殺にはならず。さらに西浦にも四球を与え、たまらずラミレス監督も、あと2死で5勝目の権利を得ることができた京山を諦め、左腕の砂田への交代を告げた。

 悪条件の中での登板となった京山は4回1/3で106球を投げ、4安打7四球、3失点だった。

 砂田は代打・荒木を中飛に打ち取り、続く中村を三ゴロに仕留め、2点リードを守った。

 その裏、柴田が右越えに1号2ランを放ち、リードを4点に広げると、七回には神里の適時打などで3点を追加。攻撃途中で試合終了となった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス